日新電機、前橋製作所に太陽光発電導入

2013.04.15

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 日新電機(京都市右京区、小畑英明社長)は4月15日、同社前橋製作所(群馬県前橋市)が2013年4月に50周年を迎えることを記念して、4月14日に「50年祭」を開催、太陽光発電設備の運転開始式を行ったと発表した。
 今回稼働した太陽光発電設備は、最大発電電力550kW。工場屋根設置250kW、地上設置300kWとし、自社製パワーコンディショナ2台を採用した。年間発電量は約550MWhを想定、発電した電力は前橋製作所構内で消費する。前橋製作所のピーク時使用電力の約4分の1を賄える発電量という。
 なお前橋製作所は、1963年に遮断器の製造拠点として操業開始し、以降、遮断器やそれを収納するガス絶縁開閉装置の技術開発を続けて変電所の縮小化に貢献してきた。1970年には、変成器の生産も開始、国内電力会社における500kV化に大きく貢献したという。現在は、海外向けにもガス絶縁変成器等多数の製品を供給、近年は電子線照射や薄膜コーティングの受託加工も開始している。日新電機の国内生産拠点としては、最大の敷地面積を持つ。

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