日本電産コパル電子（東京都新宿区、菊池詳社長）は4月19日、太陽光発電用や蓄電地システム用パワーコンディショナに使用される単電源直流漏れ電流センサ「C-DCZCT-20CDHL」を5月より販売開始すると発表した。
　同社は、成長市場である電力インフラ分野へ対し、積極的に参入を進めており、2012年8月の分割型交流電流センサ「C-CTシリーズ」、10月のラッチングパワーリレー「CL-R60」に続く製品ラインナップの拡充となる。
　単電源直流漏れ電流センサ「C-DCZCT-20CDHL」は、DC±1mA～±200mAの微小電流が測定可能で、精度1%（±1%FS±20mV）と高精度を実現した。 DC1mA相当以下と着磁の影響が少なく、電源は使いやすい単電源+5V仕様。基準電圧機能も搭載している。
　まずは月間5,000個の販売数を目指し、3年後には月間20,000個を見込んでいる。
　なおサンプル価格は、5,000円程度としている。