TMEIC、2012年度PCS受注量1GW超 今夏年産2GWに増強へ

2013.05.09

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 東芝三菱電機産業システム(櫟原潤一社長、TMEIC)は5月9日、大容量太陽光発電システム用パワーコンディショナ(PCS)の2012年度受注容量が1GW超を達成したと発表した。
 TMEICでは、2009年度より大容量PCSの本格的な販売活動を開始。100kW以上の大容量領域にフォーカスした機種として、100・175・250・500・630kW機をラインナップし、国内においては、2012年7月の再生可能エネルギーの全量買取制度のスタートに合わせて、生産能力増強や拡販体制の構築を進めてきた。その結果として、生産能力や短納期対応といった市場のニーズへの対応に加え、発電量に大きく影響する制御性能や、世界トップクラスの高効率特性など製品力が評価され、2012年度の受注容量1GW超の達成につなげることが出来たという。受注容量の内訳としてはメガソーラー用途が多数を占めており、同市場における更なるシェア拡大を目指していくとしている。
 なお、2012年度の出荷実績は472MW。出荷時期は2013年1~3月の3ヶ月間に集中したという。2013年度の生産規模は2GW以上を見込んでおり、これに対応すべく、現在の生産能力1.5GW/年を2013年7月には2GW超/年に増強していく予定。

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