キューコーリース&九電工&JFEエンジ、再エネ事業で業務提携
2013.06.18
PVeye
キューコーリース(福岡県福岡市、後藤和雄社長)と九電工(福岡県福岡市、橋田紘一社長)及びJFEエンジニアリング(東京都千代田区、岸本純幸社長)は6月18日、再生可能エネルギーによる発電事業を共同で推進することで業務提携したと発表した。3社は発電事業における施工や運営のノウハウを融合し、再生可能エネルギーの普及を推進していく。
第一弾の発電事業として、3社が共同出資する「株式会社九州シャインエナジー」(福岡市中央区)を設立、熊本県玉名郡において、「名石浜太陽光発電所」の建設に着手した。同発電所は、JFE商事の子会社である九州テックの鋼材加工工場内の遊休地を活用したもので、最大出力は1,728kW。2013年9月から売電を開始する。キューコーリースがアセット・マネジメントと資金調達を担い、JFEエンジニアリングがEPC、稼動後のO&Mを九電工が担当する。なお、建設資金は、金融機関からノンリコースローン(非遡及型融資)を調達する予定。
3社は、それぞれの営業ネットワークを生かし、九州地区のほか、全国各地で太陽光発電所の開発を進め、2015年度までに約50MW規模の建設を目指す。また、地熱発電、風力発電に適した発電所用地の確保や事業化の検討を共同で進めていく。
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