総合不動産運用グループのいちごグループホールディングス（スコット・キャロン会長）は7月12日、不動産の新たな有効活用としてのメガソーラー事業を推進する100％子会社のいちごECOエナジーと同じく100％子会社であるソーラーウェイを、事業効率化を目的として合併すると発表した。
　いちごグループは、「ECO」エナジー事業の開始に際し、2012年11月28日付でいちごECOエナジーを設立するとともに、メガソーラー事業を推進するソーラーウェイの全株式を取得し、子会社化。その後、いちごECOエナジーおよびソーラーウェイは、ソーラーウェイが当初より獲得していたメガソーラー案件と「ECO」エナジー事業開始後に獲得した新規メガソーラー案件の早期事業化に向け、取り組んできた。同グループは、2014年2月期以降、成長カーブの角度をさらに引き上げることを目的として、「Shift Up」戦略を推進、成長投資を加速しており、今回の連結子会社の合併は、成長投資の加速に向け、メガソーラー事業の早期拡大、事業化の加速のため、事業効率化を図るものとしている。
　今後は、7月19日に合併契約承認取締役会を開催、同日の合併契約締結を経て、9月1日が効力発生日となる見通しだ。いちごECOエナジーを存続会社とする吸収合併方式を採用し、ソーラーウェイは解散する。
　なお、いちごECOエナジーおよびソーラーウェイは、2013年6月に各々資本増強を行っており、合併後の純資産は約3億円となる見込み。