ノーリツ、加古川工場にて太陽光発電事業開始へ

2013.07.11

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 住宅設備メーカーのノーリツ(神戸市中央区、國井総一郎社長)は7月11日、太陽光発電の売電事業に本格参入すると発表した。太陽電池モジュールを生産する加古川工場(兵庫県加古川市)を増築し、約1MWの太陽光発電システムを設置、7月18日より運転を開始する。
 「加古川事業所太陽光発電所」には、太陽電池モジュールを約4,000枚を導入、年間発電量は一般家庭の約150世帯分に相当する約70万kWhを想定、CO2排出量は年間約270トン削減する見込みだ。建設費用は約3億円。
 同社は、中期経営計画 「V プラン16」(2011年~2016年)で新エネルギー分野の拡大を掲げ、太陽光発電システムの普及を進めている。家庭用、産業用の太陽光発電製品の生産に加え、売電事業への参入により新エネルギー分野を強化するとしており、「加古川事業所太陽光発電所」に続いて、神戸市所有の六甲アイランド地区航空貨物上屋(屋根)を活用した発電所の稼動も予定している。

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