パナソニック、群馬県太田市のメガソーラーに1MW納入
2013.07.19
PVeye
パナソニックエコソリューションズ社は7月19日、群馬県太田市が整備した「おおた緑町太陽光発電所」に太陽電池モジュール「HIT233シリーズ」を4,560枚、約1MWを納入したと発表した。
群馬県太田市は、2012年7月に自治体単独としては初となるメガソーラー発電事業「おおた太陽光発電所」を運営するなど、「太陽光のまち」として積極的に太陽光発電を導入、環境に配慮したまちづくりを推進している。今回はその第2弾。第1弾と同じ緑町において、実施される発電事業は「カインズ太田流通センター」の屋上スペースを活用したもの。同社製HIT太陽電池233Wタイプ4,560枚を納入、出力は1MW。年間発電量は約110.8万kWh、売電収入は年間約4,100万円(20年間平均)を見込んでいる。
同社のHIT太陽電池モジュールは、単結晶シリコン基板に薄膜アモルファスシリコンを積層した独自の「ハイブリッド構造」により、高い発電量を実現。同じ発電量を得るにあたり、少ない枚数(重量)での設置が可能。また、温度特性に優れ、夏場の高温時にも出力が低下しにくいのが特長である。
既存建物の屋上に設置する「おおた太陽光発電所」第2弾では、建物躯体にかかる重量負荷の軽減が求められており、高効率かつ高品質の「HIT233シリーズ」が採用されたという。また、太陽電池モジュールを屋根に直接固定、設置用架台を無くす工法を採用、さらに重量負荷を軽減した。
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