シャープ（髙橋興三社長）は7月22日、発電と採光を両立し、ガラス建材として活用できるシースルー太陽電池モジュール5機種を発売すると発表した。7月31日から受注生産を開始する。
　「NA-B07A/B」は、通風部分を考慮した開放感のあるマンションの手すり用として従来機より小型化を実現。耐静荷重性能を従来機の約1.9倍向上させ、高層マンションへの設置も可能としている。一方、「NA-B11A/B」は、カーテンウォール用として柱間1,200mmピッチに合わせた幅1,150mmで設計。カーテンウォール用や天井に設置するトップライト用として提案するという。両製品とも開口率は、発電量を優先する10％タイプと透過性を優先する20％タイプをラインナップしている。