オリックス（東京都港区、井上亮社長）は7月24日、セイノーホールディングス（岐阜県大垣市、田口義隆社長）グループが所有する営業所や物流センターなど計18ヵ所の屋根を活用し、合計最大出力5,614kWの太陽光発電事業を実施すると発表した。
　西濃運輸を中核としたセイノーホールディングスは、主に法人向けに貨物輸送サービスを展開する大手企業グループ。全国に物流拠点を設けており、強固で平屋根を有する建物特性が太陽光発電事業に適していたことに加え、環境に配慮した取り組みという観点から、合意に至ったという。同事業における年間発電量は5,593,608 kWhを想定しており、一般家庭約1,550世帯分の年間電力消費量に相当する。7月より順次着工していく。