東京メトロ、東西線3駅に太陽光発電新規導入

2013.08.21

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 東京メトロ(東京都台東区、奥義光社長)は8月21日、東西線地上駅へメガソーラー規模の太陽光発電システムを導入する「東西線ソーラー発電所」計画において、8月26日に西葛西駅、27日に葛西駅及び原木中山駅の計3駅に太陽光発電システムを新たに導入、既設の南行徳駅では、太陽光パネルを増設し、8月26日から稼働させると発表した。
 同社は、2020年度に向けた長期環境戦略「みんなでECO. 」を掲げており、千代田線北綾瀬駅、東西線南行徳駅、妙典駅、浦安駅に続く太陽光発電システム導入となる。これで導入された駅は合計7駅。今回、新たに導入した3駅及び南行徳駅増設分の合計最大出力は434kW。発電開始後の年間発電量は約434,000kWh、CO2排出量換算では、一般家庭127世帯分に相当する約200tの削減を見込んでいる。発電した電力は、駅のエスカレーターやエレベーター、照明などの付帯用電力に使用する。発電量が多い場合、隣接の駅に融通して利用することも可能だ。
 同社は、今後も東西線地上駅2駅(行徳駅・西船橋駅)に太陽光発電システムを順次導入する予定。「引き続き再生可能エネルギーの利用を進め、環境負荷低減に貢献してまいります」としている。
 なお、今回、太陽光発電システムを導入する4駅の主な概要は以下の通り。

西葛西駅 パネル面積797㎡ 発電能力99kW 年間発電量99,000kWh CO2削減効果45t-CO2
葛西駅 同616㎡ 同93kW 同93,000kWh 同43t-CO2
南行徳駅(増設分) 同620㎡ 同92kW 同92,000kWh 同43t-CO2
    (既設との合計) 同915㎡ 同132kW 同139,000kWh 同62t-CO2
原木中山駅 同1,022㎡ 同150kW 同150,000kWh 同69t-CO2

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