千代田化工と西部ガスグループ、北九州で2.3MWメガソーラー着工

2013.08.26

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 千代田化工建設(横浜市西区、澁谷省吾社長)と西部ガスグループのエネ・シード(福岡市博多区、井上進社長)は8月26日、両社の共同出資会社であるエネ・シードNOK(福岡市博多区、早川嘉之社長)が北九州市門司区において、メガソーラーの建設に着工したと発表した。
 今回、建設を始めた「エネ・シード吉志太陽光発電所」は敷地面積約2.8万㎡に発電規模2.3MWを導入するもので、2014年3月下旬の運用開始を目指している。設備投資額は約5.6億円。太陽光パネルは長州産業製約8,800枚を採用、年間発電量は一般家庭約670戸の年間電力使用量に相当する242万kWhを想定している。
 エネ・シードNOKは、西部ガス100%子会社のエネ・シードが51%、千代田化工建設が49%出資し、共同設立した事業会社。これまでに「エネ・シード長崎太陽光発電所」(長崎市小江町、発電規模0.6MW、現在0.9MWの増設工事中)、「エネ・シード大牟田太陽光発電所」(大牟田市新港町、同1.3MW)、「エネ・シード北九州太陽光発電所」(北九州市若松区、同1.8MW)の3カ所の太陽光発電所を建設し、運用している。
 なおエネ・シードは、それ以外にも太陽光発電事業を行っている。旭硝子と共同出資でエネ・シードひびき(西田和則社長)を設立し、北九州市響灘区で発電規模20.5MWのメガソーラーの建設を進めているほか、100%出資でエネ・シードネクスト(西田和則社長)を立ち上げ、今年7月より「エネ・シード響南太陽光発電所」(北九州市若松区で、同1.7MW)の運用を開始している。

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