中国の太陽電池メーカー、サンアースソーラーパワーの日本支社であるサンアースソーラージャパン（東京都千代田区、野村敏子社長）は8月29日、東北おひさま発電（山形県長井市、後藤博信社長）が発電事業者として開発したメガソーラーに太陽光パネルを供給したと発表した。同日、安全祈願祭及び竣工式を執り行った。
　「長井おひさま発電所」は、日鍛バルブが所有する4haの土地に同社製多結晶シリコン型モジュール6,552枚を設置。最大出力は1.9MW、年間発電量は一般家庭500世帯分の消費電力に相当する約175万kWhを想定している。2013年5月から建設を開始していた同発電所は、山形県で売電を開始する最初のMW級のメガソーラーとなるという。
　なお、東北おひさま発電は、那須建設（山形県長井市、那須正社長）の100％子会社。今回の「長井おひさま発電所」は、同社にとって初のメガソーラー事業であり、今後も県内外5ヶ所でメガソーラーの建設を計画している。