総合建設コンサルタントのACKグループ（東京都渋谷区、廣谷彰彦社長）は9月10日、グループ会社の中央設計技術研究所（石川県金沢市、中辻英二社長）が日本海側初の屋根貸し事業である「越前市公共施設屋根貸しによる太陽光発電設備普及事業」において、太陽光発電設備の設置を完了し、8月1日より稼働を開始したと発表した。
　今回、太陽光発電設備を設置したのは、白崎地区農業集落排水処理施設の屋上。モジュール出力は約40kW、パワーコンディショナー出力は約38.5kW。屋根賃借料は年間328 円／㎡。
　なお、同事業は福井県越前市が太陽光発電設備の普及拡大及び公共施設の有効利用を目的として、昨年12月に事業者を公募、そのうち1か所で中央設計技術研究所が選定されていた。