イデラキャピタル、受託資産屋上に太陽光発電設置へ 京葉プラントに賃借、合計1.6MW導入

2013.09.17

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 不動産キャピタルマネジメント会社のイデラキャピタルマネジメント(東京都港区、嵯峨行介社長)は9月17日、アセットマネジメントを受託している物流施設の屋根を京葉ガスグループの京葉プラントエンジニアリング(千葉県市川市)に賃貸、京葉プラントエンジニアリングが太陽光発電システムを設置し、太陽光発電事業を実施すると発表した。
 同社は、環境付加価値の向上を図るため、太陽光発電事業に関するアドバイザーであるクリーンエナジーマネジメント(東京都港区)の協力のもと、京葉プラントエンジニアリングとの屋根賃貸方式による太陽光発電システム導入を決定。 京葉プラントエンジニアリングは、再生可能エネルギーの全量買取制度を利用した屋根上での太陽光発電事業実施を予定しており、2件合計での出力は約1.6MWとなる見通し。
 今回の取り組みによって、施設所有者にとっては屋根スペースの有効活用や所有施設の環境付加価値の向上、発電事業者にとっては強固な建物の屋根を利用した安定的な太陽光発電事業を遂行できるとしている。また、物流施設を利用しているテナントとして、太陽光パネルの遮熱効果により、施設内空調の効率性の改善効果も期待できるという。
 同社は、「昨今、国内外において環境に対する社会的責任の意識が高まる中、当社は引続き、本件のような不動産に対する環境付加価値の向上策等、新たな商品やサービスの提供に注力し、国内外のあらゆる種類の投資資金を運用する『日本有数の独立系不動産キャピタルマネジメント会社』を目指してまいります」としている。

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