東北電力、原町太陽光発電所の着工時期変更 2015年1月の運転開始は変更せず

2013.09.30

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 東北電力(海輸誠社長)は9月30日、福島県南相馬市原町区金沢で建設を予定しているメガソーラー発電所「原町太陽光発電所」(出力1MW)の着工時期を2013年10月から2014年3月に変更すると発表した。
 原町太陽光発電所は、原町火力発電所構内に設置を計画。その原町火力発電所は、東日本大震災により甚大な被害を受けたが、早期復旧に最優先で取り組んだ結果、1、2号機ともに営業運転を再開できた。ただし、営業運転再開を最優先に取り組んできたため、現在、構内道路などの周辺整備に引き続き期間を要する状況であるという。また、原町太陽光発電所は、当初、原町火力発電所構内北側に設置を計画していたが、正門から遠いため、見学時の利便性を考慮し、周辺整備に合わせて設置場所を構内南側への変更を決定。これにより、発電所構内に入構することなく、併設する高台の見学スペースから全景を見渡すことが可能となる。これらを踏まえ、原町太陽光発電所の建設工程を精査し、着工時期を2014年3月に変更したという。運転開始時期については変更せず、2015年1月としている。

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