自然電力グループ、熊本・大津でメガソーラー稼働 1.1MW、企画・EPC担う

2013.10.10

PVeye

 自然エネルギー発電所の開発や企画を担う自然電力(東京都文京区、磯野謙社長)は10月10日、独EPC(設計・調達・建設)企業であるjuwi(ユーイ)との合弁会社であるjuwi自然電力(東京都文京区)と共に、フォレスト(熊本県山鹿市、小田英輝社長)を事業主としたメガソーラー事業に企画・EPCとして参画、そのメガソーラーが発電を開始したと発表した。今年1月に設立したjuwi自然電力にとって、受注・竣工した初の事業となる。
 熊本県菊池郡大津町に建設された「大津太陽光発電所」は約21,750㎡の敷地に発電出力約1.1MWpを設置したもので、自然電力が企画、juwi自然電力がEPCを担当した。2013年5月に着工し、9月13日に竣工、送電を開始している。建設地は、約30年間未使用となっていた養豚団地の跡地。当時のコンクリート基盤などが残っていたため、宅地開発などは難しかったが、太陽電池モジュールの設計・配置を工夫するなどして、新たな価値を生み出すものとして再生させたという。
 なお事業主であるフォレストは、大津町では初のメガソーラー発電所となる同事業について熊本県・大津町と立地協定を締結しており、既存の発電所と合わせた発電量は計約2.1MWとなるとしている。
 同社は、「自然電力グループは、これからも、世界で培った知識や経験を、日本の各地域やニーズに適した形で提供することで、日本における高品質な再生可能エネルギー事業の推進を目指して参ります」とコメントしている。

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