三菱UFJリース、スパークス・東京都の官民連携ファンドにプロファイ組成 秋田及び佐賀、計4.4MW
2013.10.23
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三菱UFJリース(東京都千代田区、白石正社長)は10月23日、スパークス・グループ(東京都品川区、阿部修平社長)が開発し、東京都が参加する官民連携インフラファンドが出資するメガソーラー発電事業に対するプロジェクトファイナンスを組成したと発表した。
同社は、秋田県と佐賀県でそれぞれ実施する太陽光発電事業に係る運営資金のファイナンスを約16年にわたり提供する。同ファイナンスへの返済は、発電事業によって得られた収入を原資として行われる。
今回、プロジェクトファイナンスが組成された太陽光発電事業の主な概要は以下の通り。
(秋田案件)
所在地:秋田県北秋田市脇神字高村岱
借入人名:SGET秋田メガソーラー合同会社
発電規模:2.6MW
運転開始予定:2013年12月
(佐賀案件)
所在地:佐賀県三養基郡上峰町堤
借入人名:SGET佐賀メガソーラー合同会社
発電規模:1.8MW
運転開始:2013年10月
なお、同社は、環境関連事業を重点分野と位置付け、施設の省エネルギー化をサポートするESCO事業やLED普及に向けたファイナンスサービスの提供、排出権を活用した商品の開発、再生可能エネルギー普及に向けた取り組みなどを積極的に推進している。太陽光発電関連では、企業が保有する社有地を活用した太陽光発電の事業化や賃貸集合住宅の屋根を活用した発電事業への参画など、ファイナンス機能に留まらない事業展開を行っている。同社は「お客様の事業パートナーとして、事業計画の検討・立案や共同での事業化、プロジェクトマネジメントなど、資産の持つ価値や事業性に着目した様々な取り組みを積極的に展開・推進することで、提供機能の拡大を図ってまいります」としている。
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