ソーラーフロンティア、セキスイハイムのゼロエネ住宅にCIS太陽電池供給

2013.10.25

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 ソーラーフロンティア(東京都港区、玉井裕人社長)は10月25日、セキスイハイムが新たに発売するゼロエネルギー住宅「スマートパワーステーション」シリーズにCIS薄膜太陽電池モジュールを供給すると発表した。同シリーズは10月26日から全国で発売される予定だ。
 ゼロエネルギー住宅とは、省エネや創エネによって使用する電力が実質ゼロになる住宅であり、政府は2020年までに「ネット・ゼロ・エネルギー住宅」を標準的な新築住宅にすることを目指している。ソーラーフロンティアが独自開発したCIS薄膜太陽電池モジュールは、実発電量の多さが特長であり、今回、住宅の消費電力を十分に賄える点が特に評価され、採用に至ったという。また、CIS薄膜太陽電池モジュールは、モジュールの一部が汚れなどで影になっても発電できることから、陸屋根にフラット設置をしても発電性能が低下しにくい。このフラット設置によって、大容量の搭載を実現したとしている。
 同社は、「数々の発電プロジェクトで評価された性能を住宅用太陽光発電システムにも積極的に展開していくことで、ゼロエネルギー住宅の標準化や再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります」とコメントしている。

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