SIソーラー、SMAの三相10kWパワコン国内先行販売へ

2013.10.28

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 太陽光発電システム販売のSIソーラー(東京都中央区、石原宏明社長)は10月28日、PCS(パワーコンディショナ)世界最大手である独・SMAソーラーテクノロジーの産業用パワーコンディショナ三相10kW機種を日本で先行販売すると発表した。
 同社が先行販売するPCSは、JET認証を取得している三相3線式10kW機種「SUNNY TRIPOWER(サニートライパワー)」。完全屋外設置仕様で気密性にも優れ、塩害対策も施している。変換効率は96.5%(最大97.8%)、設計寿命は20年。軽量で施工性もよく、メンテナンスの手間を抑えることができるほか、優れた温度特性を有するため、マイナス25℃から50℃まで安定した定格出力を実現するという。また、JET認証以外にもSMA独自の気候変動試験、高温多湿試験、塩水噴霧試験、高密度砂塵試験、振動試験、ノイズ試験、高調波ひずみ試験など、徹底した耐久試験を実施しており、様々な環境下でも耐え得るとしている。
 同社は、2013年11月までにフィールドテストを実施、2013年12月から本格販売を開始する予定だ。工場の屋根や野立て用、集合住宅、学校、病院などに設置される出力2MW未満の太陽光発電システムを中心として、産業用市場に対し、年間5000台以上の販売を目指す。

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