千代田化工&ソーラーフロンティア、全国18か所計86MWメガソーラー受注

2013.10.28

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 千代田化工建設(横浜市西区、澁谷省吾社長)とソーラーフロンティア(東京都港区、玉井裕人社長)は10月28日、2013年9月現在までに計18プロジェクト、累計約86MWのCIS薄膜太陽電池を採用したメガソーラー建設工事を受注したと発表した。各プロジェクトにおいて、ソーラーフロンティアはCIS薄膜太陽電池を供給、千代田システムテクノロジーズ(横浜市神奈川区、髙山巧社長)を含む千代田化工建設グループは建設工事(EPC)を担っている。
 千代田化工建設グループは、これまで日本を含む40カ国以上の国や地域でエネルギー関連プラントを手掛けてきた。その経験とノウハウは、メガソーラープロジェクトにおいても海外の先進的な設計、機器の採用など、質の高いプロジェクト遂行に活用されているという。一方、ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池モジュールは、設置後に高い実発電量が期待できるうえ、気温や影の影響を受けにくいため、北海道のような寒冷地域から九州のような温暖な地域まで、幅広く適応が可能だとしている。
 2013年9月現在までに国際石油開発帝石の2.3MW案件(新潟県)や三交不動産の5.2MW案件(三重県)など5件が運転を開始したほか、千代田化工建設で11件、千代田システムテクノロジーズで2件のEPCを遂行中だという。そのなかには、三井物産の手掛ける19.6MW案件(愛知県)や西部石油の10.4MW案件(山口県)、三菱UFJリースと三菱マテリアルが出資するエルエムサンパワーによる8.8MW案件(宮城県)なども含まれている。
 両社は、「引き続き複数のメガソーラープロジェクトの受注を予定しており、今後とも更なる協力関係を通じて、日本での再生可能エネルギーの発展に貢献して参ります」とコメントしている。

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