中部自動車販売の発電事業にかける思い 3年で60MW開発 協力業者求む
2013.11.01
PVeye PR
メガソーラーの開発ラッシュが過熱するなか、発電事業への新規参入が後を絶たない。だが実際に20年に亘る発電事業を実施する業者はどれだけ存在するのだろうか。発電所の転売による短期の利ざや稼ぎを目論むものが少なくないからだ。そんななか、中古車販売を手掛ける中部自動車販売(東京都東大和市)が確固とした理念を抱いて発電事業を推進している。同社の取り組みに迫った。
中部自動車販売は、すでに全国10ヵ所で出力計15.4MWに及ぶ太陽光発電所を開発、年度内にはさらに5ヵ所で計12MW分の発電所を完成させる。すべて20年に及ぶ発電事業を自ら実施する意向を示しているが、ではなぜ中古車販売から太陽光発電に参入したのか。創業者で経営トップの横手弘之社長が語った。
「創業から今年で46年目。数十万台のガソリン車を販売してきました。社業の発展に邁進してきましたが、同時にCO2の排出量を増やすことに加担したといえます。したがって当社にはCO2削減に取り組む義務がある。太陽光発電は社会的責任を果たす意味においても、推進すべき事業と位置づけています」。
きっかけは東日本大震災。福島県内に3店舗を構えていた同社は、社員こそ無事だったが社員の家族が犠牲になった。それでも被災地で仕事に励む社員の姿に横手社長は心打たれたという。
「すぐに義援金を贈りましたが、やはり安全なエネルギー社会を創造することが重要です。政府は再エネを普及させて大規模集中型から小規模分散型へエネルギー供給のあり方を変革しようという目的で全量買取り制度を実施した。ならば当社はこれに賛同し、多くの発電所を開発していこうと考えました」(横手社長)。
同社は2012年から発電事業を本格化させた。グループ施設の屋根を活用し、群馬県高崎市の『湯都里』に240kW、埼玉県深谷市の『BCNオークション』に700kWのパネルを設置。その後メガソーラー開発に踏み切り、12年11月には宮崎県小林市で2MW、同年12月には栃木県足利市で1.5MWの太陽光発電所を完成させた。今年も広島県安芸太田町や千葉県旭市、福岡県宗像市などで2MW未満のプロジェクトを複数手掛け、総工費はすべて自己資金で賄っている。
梶田尚樹執行役員は、「建設中のメガソーラー4件と計画中のものも含めると投資額はすでに100億円に達しています。来期以降さらに100億円投じ、計200億円の自己資金で60MWの太陽光発電所を開発していく。今後は出力20MW以上の大型発電所の建設を検討していますが、これはノンリコース(債務のない)のプロジェクトファイナンスを活用したい。実際メガバンクグループから提案いただいています」。
その同社がいま最も必要としているのはEPC(設計・調達・建設)企業やディベロッパーの協力だ。
梶田執行役員は、「案件のなかには、よく調べると実現不可能なものが少なくない。当社は合理的に発電所を開発していきたいので、実現可能な案件をご提供いただける業者とお付き合いさせていただきたいと思っています」と心情を語った。
中部自動車販売株式会社
東京都東大和市高木3丁目436番地
TEL:042-566-6111
http://www.bcn-chubu.jp/
2022.07.27
PVeye
ヤマガタデザイン、山形県内でPPA展開 教育分野に資金還元
街づくり会社のヤマガタデザイン(山形県鶴岡市、山中大介社長)は2022年7月、太陽光発電のEPC企業、FD(愛知県刈谷市、鈴木政司社長)と、冠婚葬祭業のジョインの施設に太陽光発電設備を設置した。第1号続きを読む
2022.04.08
PVeye
伊藤忠商事、米国に再エネ開発会社設立
伊藤忠商事は2022年3月24日、米国で再生可能エネルギー発電所開発会社を設立したと発表した。再エネ発電所の開発に特化する事業会社を立ち上げ、効率的な開発と収益の拡大を狙う。主に太陽光発電所を開発し続きを読む
2022.04.07
PVeye
北海道電力、太陽光ゼロ円設置開始 新築住宅向け
北海道電力は2022年3月1日、新築住宅の所有者が住宅用太陽光発電設備を初期の負担なく設置できるサービスを開始した。顧客とリース契約を結び、毎月定額の料金を徴収する。
同社は、今回の続きを読む
2022.03.08
PVeye
セイコーエプソン、富士見事業所に太陽光導入 SMFLみらいとPPA
プリンター製造のセイコーエプソン(小川恭範社長)は2022年2月15日、長野県富士見町内の事業所に太陽光発電設備を導入した。三井住友ファイナンス&リース子会社のSMFLみらいパートナーズとPPA(電続きを読む
2022.03.07
PVeye
キユーピー、FIT太陽光を実質再エネに 神戸工場にはPPA導入
食品大手のキユーピー(長南収社長)は2022年2月20日、既設の太陽光発電設備を活用して渋谷本社と研究施設で使用する電力を実質再生可能エネルギー電力に切り替えた。神戸工場にはPPA(電力売買契約)で続きを読む
2022.03.02
PVeye
横浜環境デザイン、PPAで太陽光導入
太陽光発電設備の販売・施工やO&M(管理・保守)を手掛ける横浜環境デザイン(横浜市、池田真樹社長)は2022年2月7日、マテックス(東京都豊島区、松本浩志社長)の横浜事業所に太陽光発電設備と蓄電設備続きを読む
2022.03.01
PVeye
エムケイジャパン、可搬型蓄電設備発売 蓄電容量2kWh
中・イーノウの国内総代理店であるエムケイジャパン(東京都荒川区、林軍社長)は2022年2月2日、電子商取引サイトでイーノウ製の可搬型蓄電設備を発売した。従来品より価格を抑え、民生用の非常用電源として続きを読む
2022.02.28
PVeye
シン・エナジー、リコー子会社にPPAで太陽光カーポート導入
新電力会社のシン・エナジー(兵庫県神戸市、乾正博社長)は2022年2月16日、リコー(山下良則社長)の100%子会社、リコーインダストリー(神奈川県厚木市、戸倉正社長)に太陽光パネルを搭載したカーポ続きを読む
2022.02.17
PVeye
グッドオンルーフス、アフリカに太陽光無償提供 国連開発計画と提携
アフリカで電化事業を手掛ける一般社団法人グッドオンルーフス(東京都千代田区、草賀純男代表理事)は2022年1月21日、国連開発計画のブルキナファソ事務所(マチュー・シオヴェラ代表)と契約を結び、太陽続きを読む
2022.02.12
PVeye
西海市、日産自らと脱炭素化で協定締結
長崎県西海市は2022年1月28日、日産自動車(内田誠社長)ら9社と市内の脱炭素化に向け、連携協定を締結した。電気自動車や再生可能エネルギーを普及させ、脱炭素化を進めつつ、災害に強い町づくりを目指す。続きを読む