富士電機、屋内使用660kWパワコン発売 直流電圧1000V対応機、変換効率98.4%
2013.10.29
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富士電機(東京都品川区、北澤通宏社長)は10月29日、メガソーラー用PCS(パワーコンディショナ)のラインナップに屋内仕様660kWタイプ(直流入力電圧1000V)を追加すると発表した。
同社は今回、メガソーラー用PCS「PVIシリーズ」において、既に発売している屋外仕様1000kW機と屋内仕様500kW機に加え、新たに屋内仕様660kW機「PVI1000-3/660」をラインナップ。メガソーラーでは、発電時の電力損失を削減し、発電量を増やすべく直流電圧1000V仕様の導入が増加、特別高圧に該当しない2MW未満の発電所での採用も伸びているという。同機種は、こうしたメガソーラーに適応した製品としている。
主な製品の特長は、独自技術である新3レベル変換回路を適用し、スイッチング損失とフィルタ損失を大幅に低減。これにより従来機種に比べて高い電力変換効率98.4%を実現したほか、すでに発売している屋内仕様500kW機と同一寸法でありつつ、定格出力を大容量化したことにより、2MWの発電所の場合、3台のPCSで構成でき、それに伴う機器や配線工事費なども削減する。
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