鹿児島・七ツ島で国内最大70MWメガソーラー稼働
2013.11.04
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京セラやIHIなどが出資する鹿児島メガソーラー発電(鹿児島県鹿児島市、北村信夫社長)は11月4日、2012年9月から建設工事を進めていた出力70MWのメガソーラーが完成し、11月1日より売電を開始したと発表した。現時点で稼働している国内の太陽光発電所のなかでは最大規模のメガソーラーとなる。
鹿児島県鹿児島市七ツ島に建設された「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」は出力70MW、約127万㎡の敷地に京セラ製多結晶シリコン型太陽電池モジュール242Wタイプを約29万枚設置した。パワーコンディショナは独SMAソーラーテクノロジー製を採用。1ブロック2MWとして、35ブロックに分かれている。年間発電量は一般家庭の消費電力量約22,000世帯分に相当する約78,800MWhを見込む。発電事業会社である鹿児島メガソーラー発電には、京セラやIHIのほか、KDDI、九電工、鹿児島銀行、京都銀行、竹中工務店が出資、土地はIHIの保有する遊休地を活用している。建設工事は京セラソーラーコーポレーションと九電工、竹中工務店が、運営保守は京セラソーラーコーポレーションと九電工が担当。総投資額は約270億円で、みずほ銀行がプロジェクトファイナンスを担った。
2012年9月に着工し、2013年10月31日に竣工、11月1日より売電を開始した。売電開始に伴い、11月4日には神事及び竣工記念式典が開催され、京セラの稲盛和夫名誉会長や久芳徹夫会長、IHIの釜和明会長、KDDIの小野寺正会長、九電工の西村松次社長、竹中工務店の竹中統一会長CEOなどが参加。経済産業省資源エネルギー庁の木村陽一省エネルギー・新エネルギー部長や鹿児島県の伊藤祐一郎知事、鹿児島市の森博幸市長なども来賓として招かれた。
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