物流ソリューション大手のダイフク（大阪市西淀川区、北條正樹社長）は11月21日、滋賀県蒲生郡日野町の滋賀事業所において、発電容量約4.4MWのメガソーラーが完成したと発表した。11月5日より稼働しており、滋賀県下で最大規模のメガソーラーになるという。
　今年4月末より建設を進めていた「ダイフク滋賀メガソーラー」は、滋賀事業所の敷地約5.2万㎡に太陽光パネル1万7,752枚、発電容量にして約4,400kWを設置した。年間発電量は一般家庭約1,000世帯分の年間消費電力量に相当する430万kWhを見込む。同社のグループ会社であるコンテック製の「太陽光発電データ計測・表示システム」を採用しており、滋賀事業所内のロジスティクス総合展示場「日に新た館」において、発電量のリアルタイム表示のほか、年月日単位の実績をグラフなどでビジュアル化した画面で紹介、地域・社会への一般公開も行うという。
　同社は、「今後とも、あらゆる事業活動において環境に配慮するとともに、環境負荷の少ないマテリアルハンドリングシステムの継続的開発・提供を通じて、お客さま、社会、そして地球環境の保全に貢献してまいります」とコメントしている。