オムロングループ、太陽光発電遠隔監視保守サービスのサービス強化

2013.12.16

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 オムロン(京都市下京区、山田義仁社長)とオムロンソーシアルソリューションズ(東京都港区、近藤喜一郎社長、以下OSS)、オムロンフィールドエンジニアリング(東京都目黒区、越膳泉社長、以下OFE)は12月16日、産業用太陽光発電システムの遠隔監視による運用監視・現場保守の一体型サービス「ソラモニ」の機能を拡充すると発表した。2014年1月よりサービス提供を開始する。
 オムロングループは2012年7月より、遠隔監視情報システムと保守サービスを組み合わせて太陽光発電システムの発電状態やシステムの状況を監視・保守するサービス「ソラモニ」を提供してきた。今回、同社グループは、これまでに導入した発電事業者や太陽光発電システムインテグレータなどからの要望をもとに、追加機能や新たな仕組みを導入する。
 まず、オムロン及びOSSは、サービス開始以降、培った発電異常解析のノウハウを活かし、遠隔監視システムに搭載する独自のアルゴリズムに基づいた異常検出技術を高度化。OFEは、サービスセンターでの監視を効率化及び習熟化することで、より精度の高い異常検出を実現、正確かつスピーディーな見守りサービスの提供を可能にしたという。異常検出時には教育センタにて技術を取得したOFEのサービス員が現場へ駆けつけ、復旧のための一次対応も実施。また、定期的な性能点検サービスについても、基本点検サービスからフル点検サービスまで、メニューを充実化している。
 また、日々の発電状況の管理や分析を行いやすくするため、発電情報を日次・週次・月次・年次にまとめて帳票に出力する機能や、発電データをCSV形式でダウンロードする機能を新たに追加。サイネージ向け専用画面を新たに設けており、誰でも発電情報が一目でわかるよう視認性の向上も行った。今後は、オプションとして、売電メータからの発電量データ収集やキュービクルの異常情報収集なども順次追加していく予定だ。

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