NTTスマイル、「エコめがね」設置数100MW突破
2013.12.17
PVeye
NTTスマイルエナジー(大阪市中央区、谷口裕昭社長)は12月17日、太陽光発電遠隔モニタリングサービス『エコめがね』の設置総量が2.8万世帯の年間消費電力量に相当する100MWを突破したと発表した。
同社は2011年11月から、クラウドを活用し、発電状況を確認できる太陽光発電見える化サービス『エコめがね』の家庭向けへの提供を開始。2012年8月には「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の施行を受け、主に出力50kW以下の低圧産業用設備向けにも販売を開始するなど販路を拡大、需要が伸長した結果、『エコめがね』の導入実績は2013年3月に10MWを突破。それからわずか9ヶ月間で100MWまで急成長を遂げた。現在の取扱販売会社数は約500社となっている。
また同社は12月より、太陽光発電システムの販売会社向けとして、クラウドに蓄積されたユーザーの発電データを分析し、保守点検サービスに活用できるサービス『エコめがねi』のサービス強化を行った。
主な追加機能は、スマートフォンやタブレットブラウザでの表示するためのアプリインストールが不要になったほか、設備毎の異常診断閾値を設定し、発電診断を毎日実施することも可能になった。『設備異常お知らせメール』は翌日配信から当日配信になり、新たに『発電量お知らせメール』も配信できるようになっている。
同社はこれら機能の追加について、「太陽光発電システム販売会社様においては、さらなる異常の早期発見と、訪問が必要な設備だけを抽出する事による保守メンテナンスの効率化が可能となり、販売後のきめ細やかなフォローを継続する事が可能となります」とコメントしている。
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