太陽光発電の有力システムインテグレータのエクソル（京都市中京区、柏巧社長）と太陽電池世界最大手の中・インリー・グリーンエナジー・ホールディング（YGE）は12月25日、「インリーソーラー」の太陽電池モジュール供給契約を2013年12月6日に締結したと発表した。両社は日本市場での更なる事業拡大を目指しており、エクソルは専用型番を取得した「インリーソーラー」の販売を開始している。
　エクソルが専用モデルとして販売している「XY255」は、最大出力255WのPIDフリー太陽電池モジュール。今回のYGEとの供給契約について、エクソルは、「太陽光発電導入の裾野を拡げることを目的に、お客様それぞれのニーズに合ったシステムをご提案すべく、手ごろな価格で検討できる極めて重要な選択肢として締結しました」とコメントしている。
　「インリーソーラー」の製造元であるYGEは、太陽電池製造の世界最大手。同社の日本法人であるインリー・グリーンエナジージャパン（東京都港区、水田昌紀社長）は、設計・製造面で長期信頼性が確認された太陽電池モジュールの流通と長期間の製品保証体制の組み合わせを要求しているJISQ8901認証を2012年8月に日本で初めて取得。国内のメガソーラーでも採用が進んでおり、市場からも高い評価を得ている。