エクソル、低圧太陽光向けパッケージの災害補償拡充
2014.01.16
PVeye
太陽光発電の有力システムインテグレータであるエクソル(京都市中京区、柏巧社長)は1月16日、産業用低圧太陽光発電システム向けの災害補償を拡充すると発表した。
同社は、2012年7月の再生可能エネルギーの固定価格買取り制度の開始に合わせ、産業用低圧太陽光発電システム「XSOL(エクソル)50」を発売。「XSOL50」は、工場や倉庫屋根、遊休地を対象に、出力10kW以上50kW未満の太陽光発電設備を設置環境に合わせ、太陽電池モジュールやラック、パワーコンディショナなどをパッケージとして販売するもので、当初より10年間の「動産保険」と「機器保証」を標準付帯していた。今回、同社は「動産保険」の補償限度額を改定。「災害補償制度」に名称変更し、13年12月よりサービスの提供内容を拡充した。
同社の「災害補償制度」は、自然災害などによる故障や破損を修理サポートするほか、設置完了日から10年間に何度災害が発生しても補償対応(設備が全損した場合は補償が終了)。台風、雷、洪水などの自然災害から、火災、盗難、飛来物などによる損傷までカバーしている点が特長だ。
なお新たな補償限度額及び補償対象は以下の通り。
<エクソルにて工事を請け負った太陽光発電システムの限度額>
10kW以上 12kW未満 450万円
12kW以上 23kW未満 700万円
23kW以上 34kW未満 1,100万円
34kW以上 45kW未満 1,500万円
45kW以上 50kW未満 2,000万円
<エクソルにて設備販売のみを行った限度額>
10kW以上 12kW未満 300万円
12kW以上 23kW未満 500万円
23kW以上 34kW未満 800万円
34kW以上 45kW未満 1,100万円
45kW以上 50kW未満 1,500万円
<補償対象>
火災、落雷、破裂または爆発、豪雪、雪崩(なだれ)などの雪災、高潮、土砂崩れなどの水災、盗難、盗難未遂に伴う悪戯、台風、旋風、竜巻、暴風、暴風雨などの風災、建物、設備機器外部からの物体落下、飛来、衝突、台風、暴風雨、豪雨などによる洪水
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