関西空港の11.6MWメガソーラー完成
2014.01.24
PVeye
薄膜CIS太陽電池メーカーのソーラーフロンティア(東京都港区、玉井裕人社長)と日本政策投資銀行(東京都千代田区、橋本徹社長、以下DBJ)による共同設立会社であるSFソーラーパワーは1月24日、100%子会社であるSF関西メガソーラーが関西空港内においてメガソーラーを完工したと発表した。2014年2月1日に発電を開始する予定だ。
関西空港内に完工した「SF関西メガソーラー 関西国際空港発電所」は、同空港のスマートアイランド構想の一環として、建設された。発電容量は約11.6MW、初年度の年間発電量は一般住宅の年間電力使用量の約4,100世帯分に相当する約1,200万kWhを想定している。メガソーラーに設置されたソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池は、総発電量の高さや、光の反射が航空機の運航に影響を与えない防眩性などの特性を持っている。それに加え、海外プロジェクトなどで磨かれたソーラーフロンティアの技術サポート力、DBJの資金調達支援が事業への信頼につながっているという。
ソーラーフロンティアの玉井裕人社長は、「10MWを超えるメガソーラーを、着工から7カ月というスピードで発電開始できるのは、当社のプロジェクト遂行力の高さを示すものです。計画通りの完成を迎え、関西国際空港の掲げる環境先進空港のコンセプトの推進に貢献することが出来ました。関係者各位のご尽力に感謝します」とコメントしている。
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