オリックス、合計2.7MWの屋根借り太陽光発電事業 佐賀・有明海漁協30施設で

2014.03.31

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 オリックス(東京都港区、井上亮社長)は3月31日、佐賀県有明海漁業協同組合(佐賀県佐賀市、草場淳吉代表理事組合長、以下JF佐賀有明海)が所有する海苔加工や集荷施設など計30ヵ所の屋根を活用し、合計最大出力2.7MWの太陽光発電事業を実施すると発表した。
 同社は、有明海沿いの大小30施設に太陽光パネル10,964枚、出力にして2,741kWを導入する。年間発電量は一般家庭約800世帯分の年間電力消費量に相当する約2,866,300kWhを想定している。2014年5月から順次着工し、2014年9月までに全ての施設で運転を開始する予定だ。
 オリックスが実施する屋根借り方式太陽光発電は、ユーザーが所有する工場や倉庫などの屋根をオリックスが賃借し、太陽光発電システムを設置、発電事業を行うもの。JF佐賀有明海は、2007年に有明地区の18漁協が合併し、設立。主に「佐賀のり」の養殖および販売を行っている。有明海沿岸は日射量に恵まれており、再生可能エネルギーによる発電という環境に配慮した事業であることから、オリックスと今回の取り組みで合意したとしている。

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