東北銀行（浅沼新頭取）は4月1日、前田建設工業（小原好一社長）が設立した五葉山太陽光発電合同会社が実施する太陽光発電事業に対して、総額約66億円のプロジェクトファイナンス形式によるシンジケートローンに参加したと発表した。
　同事業は、岩手県大船渡市、陸前高田市及び住田町で構成される「気仙広域環境未来都市」における震災復興を目的としたもの。岩手県大船渡市の五葉山の牧場跡地を有効活用し、エネルギーの地産地消を可能とする設備容量約20MW の太陽光発電事業である。
　シンジケートローンでは、三井住友銀行をアレンジャーとして、東北銀行、岩手銀行、七十七銀行、北日本銀行が参加する。