北芝電機、490kW太陽光発電所へEPCサービス提供

2014.03.26

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 東芝グループの北芝電機(福島県福島市、村松謙一社長)は3月26日、昭和電線ビジネスソリューション向けに納入した太陽光発電システムが完成し、電力供給を開始したと発表した。
 今回、完成した太陽光発電所は、昭和電線ビジネスソリューションが発電事業者として、宮城県柴田郡柴田町に建設された「昭和電線ケーブルシステム 太陽光発電所」。直流出力が630kW、交流出力が490kWの発電所である。太陽電池モジュールは東芝製単結晶シリコン型250Wタイプ2,520枚、パワーコンディショナは東芝三菱電機産業システム製490kW機1台を導入した。高圧連系設備は北芝電機製(設備容量500kW)を採用している。2013年12月10日に着工、2014年3月25日に発電を開始した。年間発電量は、一般家庭約106世帯分の消費電力量に相当する約599MWhを見込む。
 なお、同社は、電力機器製造で培った長年の経験を活かし、企画・立案から申請手続き、システム調達や据付工事まで一貫したEPC(設計・調達・建設)サービスを提供。機器選定や採用などにおいて、グループ内での連携を図りつつ、ユーザーニーズに最適な発電システムを一括提案している。

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